2人は若いとき、ともに米西海岸でベンチャースピリットに触れた。孫社長は16歳の時に米国に渡り、人脈を築きその後のソフトバンク創業につなげた。
一方、京大大学院修了の田中社長は国際電信電話(現KDDI)に入社後の昭和59年に留学。新ビジネス立ち上げを目指したが、「英語、プログラミング、資金の3つのハンディキャップ」(田中社長)が足かせとなり、「能力がなく帰ってきた」(同)という。
もっとも近いライバル
雨後の竹の子のように学生が起業するシリコンバレーで挫折感を味わった田中社長はその後、通信事業一筋に取り組み、平成22年12月にKDDI社長に就任した。
23年6月には創業間もないベンチャーや学生を対象に支援事業を始動。集まった若者に「一緒にグローバルで通用するインターネットサービスを作っていこう」と呼びかけた。