ベンチャー経営者として一目置いていた孫社長が通信事業に参入し、いまや直接対決の様相を強めるにつけ、田中社長が並々ならぬ闘争心を抱いたのも不思議はない。「これからは世界市場で争う」と豪語する孫社長にとっても、KDDIはもっとも近くにいるライバル。否が応でも舌戦は熱を帯びる。
アイフォーン5発売から1カ月あまり。この間、ソフトバンクはイー・アクセス買収を決め、国内の契約数で両社はほぼ並ぶ。
一方、KDDIはタブレット型多機能端末「iPad mini(アイパッド・ミニ)」を手に入れた。商品、サービス、契約数…。両社のつばぜり合いが本格化するのはこれからだ。(芳賀由明)