“マツダ効果”でディーゼル復権 販売4.4倍予想、国内の評価変わる (1/3ページ)

2012.11.28 07:53

ディーゼル搭載車が人気のマツダの新型「アテンザ」

ディーゼル搭載車が人気のマツダの新型「アテンザ」【拡大】

 ディーゼルエンジン乗用車が復活傾向をみせている。今年2月に発売したマツダのスポーツ用多目的車(SUV)「CX-5」が想定以上の売れ行きをみせており、三菱自動車が10月に発売したSUV「アウトランダー」にディーゼル車を追加する検討に入るなど、搭載車種の拡大が見込まれる。

 いずれも窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)を大幅に低減したクリーンディーゼルを搭載。ガソリン価格の高止まりなどもあって同ディーゼルの認知度が向上してきたからだ。今年の国内販売は前年比約4.4倍の4万台に達するとの予想も出てきた。

 「日本での評価も変わってきた」。三菱自動車の益子修社長はクリーンディーゼルの有望性をこう強調する。同社の国内向けディーゼル車は現在、SUV「パジェロ」だけだが、来月発売の新型ミニバン「デリカD:5」にも追加。この売れ行きをみた上で、アウトランダーへの追加も検討する。

「販売の約8割がディーゼル」

  • 【底流】ホンダ躍進“軽3強時代” ライバルを驚かせた「Nシリーズ」の完成度
  • 超小型EV、実用化へ各社本腰 低コスト化課題「100万円を切らないと…」
  • 「アテンザ」マツダの技術すべて結集 山内社長「歴史上もっとも輝く一台に」
  • SUV開発競争がヒートアップ 富士重、三菱自、マツダが技術力アピール

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!