ボランティア休暇で社員成長 デサント社員が語る“副産物”とは? (1/4ページ)

2012.12.16 08:35

ボランティアウォークイベントに参加した今本晴香さん(右端、デサント提供)

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 スポーツ用品大手のデサントは「スポーツボランティア休暇制度」と称するユニークな有給休暇制度を設けている。スポーツ用品メーカーだけに、同社には学生時代に競技者として活躍し、入社後も現役の選手やコーチなどとしてスポーツに関わっている社員が少なくない。そうした社員の“もう1つの顔”を社会貢献活動に生かそうというのがこの制度のねらいだ。しかし、そこには大きな“副産物”があった。

 社員の地域貢献活動をバックアップ

 この休暇制度を導入したのは平成15年。監督やコーチ、スタッフなどとして、ボランティアで各種の競技イベントに参加する際、年間12日以内で有給休暇を取得できる。

 勤続2年以上の社員であれば、誰でも取得できる。同社が後援、協賛するようなイベントの場合は、社内広報を通じて全社員に参加を呼びかける。

 同社の社員は約730。年間10人前後がこの制度を利用しており、地域の少年野球や少年サッカーチームのコーチ、バレーボールチームのマネジャーなど、活動は多彩だ。

「社会貢献も企業の大切な役割ですから」

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