ボランティアウォークイベントに参加した今本晴香さん(右端、デサント提供)【拡大】
食材や毛布、レインコート、下着などの衣類はもちろん、路面状況に合わせて、1人あたり少なくとも2足の靴を用意。路面の状況なども調べたうえで、最適な靴をすぐ履けるようにする。
大学時代にハンドボールの選手だった今本さんは、体力には自信があったが、「さすがに最後の20キロは足が重かった」と振り返る。残り20キロ地点で無性にレモンが食べたくなり、福田さんに依頼。福田さんは他のサポート隊とともに、コース沿いにあるスーパーやコンビニを探し、レモンを調達した。
「自分にはもっといろいろなことができる」と仕事も前向きに
今本さんは「この休暇制度でさまざまなスポーツイベントに参加しやすくなる」と話すが、この制度は単に休暇をとってイベントに参加する、というだけのものではない。
社会貢献活動として、社員がボランティアでさまざまなイベントに参加することは、回り回って企業のイメージアップにつながる効果がある。