【フォーカス】ダイハツ(下) 将来を占う大勝負 現地に根差した開発深掘り (1/4ページ)

2012.12.22 07:00

 インドネシア専用車を投入

 2005年以降、年4~6%台の高い経済成長が続き、いよいよ一家に1台の「マイカー時代」を迎えようとしているインドネシア。首都ジャカルタ郊外の工業団地で10月、ダイハツ工業の新工場が稼働を始めた。

 同社はトヨタ自動車とともに、いち早く現地に進出。両社で5割の市場シェアを握り、「第2のマザー市場」ともいえる収益源を築いた。だが、新車販売台数でタイを抜き、東南アジア最大の市場に昨年躍り出た同国には今、世界の自動車大手がこぞって攻勢をかける。貴重な成長市場の地盤を守り抜けるか、ダイハツの将来を占う大勝負が始まろうとしている。

 貢献度をアピール

 「当社はインドネシアの自動車産業の発展に責任がある。インドネシアの方々に、快適でエコなクルマを届けていきたい」

 9月21日、ジャカルタモーターショーで、伊奈功一社長はインドネシア向けに専用開発した5人乗りの新型小型車「アイラ」を紹介しながら、現地への貢献の意気込みをアピールした。

「中間所得層が膨らみ、モータリゼーションが始まる」

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