NECの遠藤信博社長【拡大】
--今春に策定する中期経営計画のコアは
「ITとネットワーク、そして社会インフラで培った技術だ。それが国内外でNECが価値を提供できるもの。売り上げ成長率は、情報通信技術の領域はGDP(国内総生産)の伸びに比例する。NECは国内事業の比率がまだ高いので、日本のGDP比率に比例するだろう。そこに海外事業を含めてプラス1%を上乗せしたい。ただ、世界市場が全体的に沈む現状で、社会インフラ中心の事業では高成長のイメージはしにくい」
--海外売上比率の目標は
「前回策定した中期経営計画は2012年度で海外売上高比率25%を目指したが、そういう状況でもない。だが、海外比率を高めるのは必須。今後3年間でグローバルで貢献できる領域を選択して海外で足場を作り、その結果として現在は15%の海外比率を高める。今までのようにハードウエア中心ではなく、システム、ソリューションを作り、プラットホームを提供するビジネスを行う」