三菱自と共同開発
マーチのほかにも、小型車「ノート」、主力ミニバン「セレナ」は健闘したものの、年間の車種別ランキングのトップ10に1車種もランクインできず、「ヒット車種が出なかった」(同社幹部)。
シェア挽回として日産が期待をかけるのが、三菱自動車と共同開発して6月にも発売する軽の新型車だ。折半出資の新会社「NMKV」が手がける第1弾の軽は、日産の「オッティ」、三菱自の「eKワゴン」の後継車で、エンジンや車台を新開発し、デザインを変えて両社が販売する。これまでOEM調達に頼ってきた日産にとって自社の設計陣が加わったモデルとなることもあり、「乗り心地や内装が充実した」(関係者)と自信を示す。
日産の強みは、全国約2200店舗の強力な販売網だ。メリルリンチ日本証券の中西孝樹リサーチアナリストは「軽がうまく回れば登録車にもいい効果が出る」と分析する。