国土交通省による立ち入り検査が実施された三菱自動車本社(古川有希撮影)【拡大】
品質管理の新組織を立ち上げ、情報を世界的に共有する態勢を整えたほか、自主的に改善・修理する「サービスキャンペーン」も積極活用するようになった。日産自動車やホンダなども歩調を合わせ、リコールを「安全や品質重視の姿勢をアピールできる場」と捉えている。
こうした状況のなかでの三菱自の消極的な姿勢に、国交省が「リコール隠しの文化が払拭できていない」との判断に傾いたのは自然の流れともいえる。
リコール問題の再燃で、三菱自がユーザーの信頼を取り戻すまでの道のりは、再び遠のいた。(飯田耕司)