京セラが発電事業に参入 太陽電池だけのビジネス脱却…その狙いは? (2/5ページ)

2013.2.20 08:15

京セラのファインセラミック応用品事業の税引き前利益

京セラのファインセラミック応用品事業の税引き前利益【拡大】

 だが、太陽電池は安値攻勢をしかける中国メーカーの台頭で「パネルの価格が壊れた」(京セラの前田辰巳副社長)。価格下落により採算が悪化し、2012年3月期の太陽電池事業は赤字に転落したとみられる。同事業が大半を占めるファインセラミック応用品部門の12年3月期の税引き前利益は、前期比で4分の1以下の65億円にまで落ち込んだ。

 そこで京セラは昨年6月の株主総会で、定款の事業目的に発電所の建設や発電事業を追加した。つまり太陽電池を売るだけでなく、太陽電池を使った発電所そのものを手掛けることを決めたのだ。

 3年で200億円投資

 発電事業の第1弾が、昨年9月から鹿児島市で建設している「鹿児島七ツ島メガソーラー」だ。KDDI、IHIなどと共同出資会社を設立。今秋の完成を目指し、発電した電力はすべて九州電力に販売する。

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