京セラが発電事業に参入 太陽電池だけのビジネス脱却…その狙いは? (5/5ページ)

2013.2.20 08:15

京セラのファインセラミック応用品事業の税引き前利益

京セラのファインセラミック応用品事業の税引き前利益【拡大】

 メガソーラーも同様だ。同市場が拡大するのは確実だが、他社との受注競争に勝つには、太陽電池の技術力向上が欠かせない。発電所を手掛けることで主要部材である太陽電池の技術力を高めることも狙っている。

 太陽光発電協会によると住宅用太陽光発電システムの設置は累計で100万件を超えており、家庭内のエネルギー消費を効率化する「ホームエネルギー・マネジメントシステム(HEMS)」やインターネットとつながった「スマート家電」と、太陽電池の連携も進むとみられる。

 京セラは発電事業への参入を機に、これらの関連分野でも新たな商機を見いだそうとしている。

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