シェールガス解禁へ高まる期待 電力業界恩恵も量と価格に課題 (3/5ページ)

2013.3.4 08:15

天然ガスの価格

天然ガスの価格【拡大】

 燃料費大幅に圧縮

 東日本大震災後、電力各社が原発に代替する火力発電を増強した結果、LNGの輸入量が急増。円安による輸入価格上昇も重なり、1月の貿易収支は1兆6294億円と過去最大の赤字となった。電力会社は燃料費の増加で経営を圧迫され、電気料金の値上げ申請も各地で相次いでいるだけに、安価なLNGへの期待は高まるばかりだ。

 輸出許可に向けては、米エネルギー省(DOE)に現在、16件が申請されている。このうち日本企業が関わる案件は、(1)中部電力と大阪ガスが参加する「フリーポート」計画(テキサス州)(2)住友商事と東京ガスの「コープポイント」計画(メリーランド州)(3)三井物産と三菱商事の「キャメロン」計画(ルイジアナ州)-の3件。

 東京電力は、キャメロンから年80万トン以上の購入とLNGタンクの増設を計画している。これらのプロジェクトが輸出解禁となれば、17年から年間計1470万トンを日本に輸入できる。これは11年度の日本のLNG総輸入量(8318万トン)の2割近い水準だ。

米国内では日本向けLNG輸出に慎重な声も強い

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