天然ガスの価格【拡大】
シェールガス争奪戦が起きる可能性もある。割高なLNG調達契約を強いられているのは日本だけでなく、台湾や韓国なども同様だ。今後、これらの国・地域との取り合いになれば、価格の大幅な引き下げは難しいとの意見もある。
東京ガスの岡本毅社長は「シェールガスを含め、アフリカ・モザンビークのガス田など世界各地で動き出している新しい供給源を確保して、原油連動の価格決定を少しずつ見直していきたい」と、地道な努力が必要との考えを示す。
LNG輸入価格を引き下げるには、シェールガスだけに頼るのではなく、幅広い供給源を確保して資源国との交渉力を強化していく必要がありそうだ。(田辺裕晶)