LED化は11年度から本格展開、12年度中に1300店の照明がすべてLEDに切り替わる予定だ。さらに、13年度と14年度にそれぞれ500店強ずつ拡大し、全店のLED化を完了させる計画だ。
LED化により「電気代が半分に減ったショップもある」(社会環境推進部の上松遼氏)と予想以上の成果をあげている。ただ、LED照明は通常の蛍光灯より暗いといわれるだけに、導入時には店内に必要十分な明るさを確保することが課題となる。
販売部の百々(どど)大介ブランドショップ担当は「しかるべき照度で接客できるよう、照度設計はしっかりやってきた」と話す。
省エネ武装の“守り”がLED化なら、太陽エネルギーで電力を補う太陽光発電は“攻め”となる。ただ、太陽光パネルの設置が不可能なビル内店舗もあるため、ドコモでは地方の戸建て店舗を中心に14年度中に50店に太陽光パネルを設置する計画だ。