漁師たちでつくるOHガッツは、ワカメを練り込んだあられを商品化した【拡大】
東日本大震災から2年。被災地では、震災後に芽吹いた新しいビジネスを育てようという取り組みが活発になってきた。
ブランド力のある企業と組んで新しい価値を生み出したり、首都圏に本社を置くベンチャー企業が現地企業と組んで新しいビジネスモデルを試そうという動きが増えてきた。
東北経済は回復へ向けてゆっくりと歩み出しているものの、まだまだその歩みは力強さに欠けているのが実情だ。ベンチャー企業を軸にした幅広い連携がニュービジネスの花を咲かせ、東北の経済復興の新しい牽引(けんいん)役になることが期待されている。
現地の雇用創出
宮城県石巻市に本社を構えるOHガッツは、震災後、漁師たちがつくった水産業を営むベンチャー企業だ。第1次産業の漁業が、流通加工などとの連携で新業態を目指す「6次産業化」を旗印に掲げる。コラボレーションの相手に選んだのは、東京都港区に本店を構え、首都圏を中心に店舗網を持つあられの赤坂柿山だ。