成田空港に今年夏、相次ぎ就航した国内系格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの旅客機【拡大】
ただ、それだけでは客に飽きられてしまう。ピーチは、客室乗務員が関西弁で接客するほか、飛行機の塗装やユニホームに「桃」をイメージしたピンク色を採用するなど、親しみやすさを訴える戦略を展開した。
ピーチの主な顧客は20~30代の女性で、利用客全体の3分の1を占める。若い女性が浴衣姿で博多に移動したり、日帰りでソウルとの間を往復したりするなど空の旅が変わりつつある。
国内LCC3社のうち、日本航空系のジェットスターは豪州、全日空系のエアアジア・ジャパンはマレーシアが運営母体。それぞれ海外で成功したビジネスモデルを日本に持ち込み、「観光を通じて経済活性化に貢献できる」(ジェットスターの鈴木みゆき社長)と期待する。
格安の「代償」
ただ、格安の「代償」としての不便さが、LCCの普及を妨げている。
「LCCは欠航が多い」というイメージが浸透し、時間に厳しい利用客から敬遠されていることもその一つだ。