紫外線を蛍光体に当てて発光させる原理は同じだが、通常のPDPで使うガラス基板の代わりに、直径が1ミリのガラスチューブを採用。内部に蛍光体を塗り、放電ガスを封入したチューブを電極フィルムで挟み込み、薄くて軽い表示画面シートを作り出した。
従来の大型ディスプレーよりも消費電力は半分で済み、重量も半分から3分の1に抑えた。プラズマ特有の発熱もほとんどない。表示装置の組み立ても簡単に行える。製造工程でクリーンルームや大型設備が不要となり、コンパクトな工場で生産できるのもメリットという。
「空間を伝送する」夢
「LAFi(ラフィー)」と名付けたこの技術で篠田が思い描くのは、遠く離れたところにある自然の風景や街並み、等身大の人間の姿をインターネットを通じて大画面で再現し、「空間を伝送する」ことだ。