【底流】資生堂、過去の栄光と決別 人材不足…会長再登板で再出発 (2/4ページ)

2013.4.7 08:00

資生堂社長交代会見。会見後握手を交わす、社長を兼務する前田新造会長(右)と体調不良で社長を退任し相談役に就任する末川久幸社長(左)

資生堂社長交代会見。会見後握手を交わす、社長を兼務する前田新造会長(右)と体調不良で社長を退任し相談役に就任する末川久幸社長(左)【拡大】

 平成23年3月までの約6年間社長を務めた前田氏は、主要ブランドへの集中投資で各分野のトップシェア獲得を目指す「メガブランド戦略」を成功させたことで知られる。

 ヘアケアの「TSUBAKI(ツバキ)」、メーキャップの「マキアージュ」といった新ブランドをヒットさせ、資生堂のブランド力に一層の磨きをかけた立役者であり、その手腕に一目置く業界関係者は多い。

 海外戦略でも攻めの経営を貫いた。中国では、高級志向のデパートから庶民向けの薬局まで販売網を拡大。米国では、同国の化粧品会社ベアエッセンシャルを約19億ドル(当時の為替レートで約1600億円)で買収するなど、グローバル経営の基礎を築いた。

 ただ、成長軌道は長くは続かなかった。「メガブランドに固執するあまり、後に細分化した消費者の嗜好に応えきれなくなった」「販売チャネルの構造変化への対応が遅れた」など、特に任期後半の経営に関しては疑問視する声も聞かれる。

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