「くまモン」大ヒットしたけれど… 自治体の“ゆるくない”コスト事情 (1/5ページ)

2013.4.9 09:30

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 熊本県をPRする、いわゆる“ゆるキャラ”の「くまモン」の人気が沸騰している。関連グッズの売上高は昨年300億円近くに上り、今年はさらに上積みが期待されている。

 こうしたゆるキャラは全国で続々登場、グッズのほかテレビCMに起用されるなど経済効果が広がりをみせている。ただ、雨後の竹の子のように乱立するゆるキャラだが、大当たりするのはほんの一握り。生み出す地方自治体側も、著作権やコスト管理などのノウハウも手探りの状態で、継続的なビジネスになるかは読み切れない部分もある。

 民間企業グッズ参入

 「きゃー! かわいい!」

 3月下旬、東急ハンズ新宿店(東京都渋谷区)には雨にもかかわらず女性や子供客が押しかけた。お目当ては、同店の熊本物産フェアに駆けつけた「くまモン」。赤い頬にずんぐりとした愛らしいボディーで踊る様子にカメラを向け、イベント終了後にはくまモンのイラストが印刷されたお菓子や文房具などを次々と購入した。

熊本県をPRするために誕生したくまモン

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