「くまモン」大ヒットしたけれど… 自治体の“ゆるくない”コスト事情 (3/5ページ)

2013.4.9 09:30

ゆるキャラグランプリ

ゆるキャラグランプリ【拡大】

 また、10年から昨年まで、類似イラストを使った商品を製造販売した原作者らと裁判となり、イメージを損ないかねない事態も起こった。

 これに対し、無償を続けるくまモンのグッズは広がる一方で、地方経済総合研究所(熊本県)によると、認知度は今月までに全国で9割近く、首都圏でも7割を超えた。熊本県くまもとブランド推進課は「知事の判断で無料にしたが、広く活用していただいており、今後もPRを強化していく」と話す。

 地域のPRに有効とみて、こうしたゆるキャラが全国で拡大。ファンによる投票で人気順位を決める「ゆるキャラグランプリ」へのエントリー数は、11年の349体から12年は865体に倍増した。

 愛媛県今治市では「バリィさん」が12年のグランプリで優勝し、市内にある観光物産館の同年度の売上高が前年度比2倍に膨らみ、「県外からの買い物客も増えている」(同市商工労政課)という。

生み出す地方自治体にとっては“ゆるくない”部分もある

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