韓国からの自動車部品輸入額【拡大】
5月には、韓国の自動車部品メーカーが共同で利用する営業拠点を名古屋市内に設け、自動車関連産業が集積する中部地方での売り込みを本格化させる。
大場氏は「現代自動車や起亜自動車は海外での生産を増やしており、中小の部品メーカーは韓国内の需要だけでは生き残れない」と事情を説明する。
日本政策投資銀行のまとめによると、韓国からの自動車部品輸入額は12年に前年比約2割増の486億円。
政投銀は「現代自動車を支える韓国のサプライヤーは、現代自が存在感を高めてきたのと同じように成長し、世界の完成車メーカーから評価を得てきている」と分析する。