低年齢化するテーマパーク アンパンマン、USJ…将来のリピーター獲得へ (1/5ページ)

2013.4.29 18:00

多くの来場者でにぎわう「アンパンマンこどもミュージアム&モール」=神戸市中央区(甘利慈撮影)

多くの来場者でにぎわう「アンパンマンこどもミュージアム&モール」=神戸市中央区(甘利慈撮影)【拡大】

  • USJの「ユニバーサル・ワンダーランド」は子供向けの施設がそろっている=大阪市此花区(山田哲司撮影)
  • グランフロント大阪の「ボーネルンドあそびのせかい」。設置された遊具で遊ぶ子供たち=大阪市北区(安元雄太撮影)
  • グランフロント大阪の「ボーネルンドあそびのせかい」。設置された遊具で遊ぶ子供たち=大阪市北区(安元雄太撮影)

 関西で幼児向けのレジャー施設が続々とオープンしている。

 19日には「神戸ハーバーランド」にアンパンマンのテーマパークが西日本初上陸し、初日は親子連れ約3千人が詰めかけて最大4時間待ちという人気ぶり。JR大阪駅北側の再開発ビル群「グランフロント大阪」でも26日、巨大な室内遊戯施設が誕生し、幼児連れファミリーがこぞって訪れている。少子化時代、早くから将来の顧客やリピーターを獲得しようとレジャー施設のターゲットは低年齢化が進み、周辺施設への波及効果も期待されているようだ。

 0歳~4歳ターゲット

 「さまざまなキャラクターが登場するほかのテーマパークと違い、うちはアンパンマンだけ」

 絶大な幼児人気で集客に自信をみせるのは、神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールの宮本洋館長。同施設のターゲットは0~4歳の乳幼児で、特にコアターゲットは2歳半程度というテーマパーク業界では“ニッチ市場”の覇者だ。

身長や年齢制限で乗り物中心のテーマパークでは遊べないのが乳幼児

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