低年齢化するテーマパーク アンパンマン、USJ…将来のリピーター獲得へ (2/5ページ)

2013.4.29 18:00

多くの来場者でにぎわう「アンパンマンこどもミュージアム&モール」=神戸市中央区(甘利慈撮影)

多くの来場者でにぎわう「アンパンマンこどもミュージアム&モール」=神戸市中央区(甘利慈撮影)【拡大】

  • USJの「ユニバーサル・ワンダーランド」は子供向けの施設がそろっている=大阪市此花区(山田哲司撮影)
  • グランフロント大阪の「ボーネルンドあそびのせかい」。設置された遊具で遊ぶ子供たち=大阪市北区(安元雄太撮影)
  • グランフロント大阪の「ボーネルンドあそびのせかい」。設置された遊具で遊ぶ子供たち=大阪市北区(安元雄太撮影)

 アンパンマンミュージアム&モールは、グッズ販売のライセンスをもつ企業などの出資でつくる組合が運営主体。遊具エリアと飲食物販を組み合わせた形態で平成19年に横浜市で開業。その後、三重県桑名市、仙台市と拡大し、西日本初の神戸は全国4カ所目だ。

 身長や年齢制限で乗り物中心のテーマパークでは遊べないのが乳幼児。この層をターゲットとした遊戯施設は珍しく、「アンパンマンの世界に入りたい、という夢を叶えられる」(宮本館長)のも人気の理由だ。

 神戸でも、有料の「ミュージアム」にはアンパンマンの乗り物や滑り台などの遊具と、ショーを行う劇場がある。入場無料の「モール」には飲食や雑貨、ヘアサロンなど20店舗の“アンパンマン専門ショップ”が集まる。

 横浜には有料、無料ゾーン合わせて年間約300万人が訪問しており、三重は同約75万人、仙台でも同約45万人を集める。神戸では年間約200万人を見込み、家族連れをターゲットとした隣接商業施設「umie(ウミエ)」のテナントとの相乗効果も期待されている。

テーマパークでは、関西に“先輩”が存在する

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