スーパーコンピューター「京」=神戸市中央区の理化学研究所計算科学研究機構【拡大】
京は、富士通が開発したCPU(中央演算処理装置)を搭載したコンピューターを数多く並べて並列処理させる「スカラー型」とよばれるスパコンでは主流の方式を採用している。
開発コストや消費電力を抑えられ、サーバー製品などの汎用製品への技術転用も簡易とされる。
次世代スパコンでは、京の実績がある富士通が開発の主体となることが有力だが、数十万キロワットもの電力が必要とされ、稼働システムや消費電力を抑える半導体などの開発が課題となる。