雨天時、タイヤなどに付着して流入した雨水を吸収しやすく、スリップの防止に役立つ。大型車の通行が多い高速道路でこれほど大規模の特殊舗装は、全国でも例がないという。
また、トンネル換気のため、天井に計34台のジェットファン(巨大扇風機)を設置。ジェットファンは全国の高速道路トンネルで導入されているが、淀川左岸線の新開通区間では、排ガスなどのデータを分析し、風量や風向を調節して、消費電力量を抑制したり、火災時に煙が広がらないようにしたりできる。
トンネルの照明には白色LED(発光ダイオード)照明を採用した。長寿命のため、交換に伴うコストを節約でき、落下物や障害物もくっきり見える。
時間短縮と安全対策を両立
昨年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故では9人が死亡するなど、閉鎖空間であるトンネル内の事故は被害が大きくなりがちだ。