音質こだわるソニーのスピーカー 4K映像に負けない「磁性流体」 (3/3ページ)

2013.5.26 08:00

スピーカーを前面に配置し、映像と音の一体感を実現したソニーの新型4Kテレビ

スピーカーを前面に配置し、映像と音の一体感を実現したソニーの新型4Kテレビ【拡大】

  • 磁性流体を使ったことで、高音質で薄型のスピーカーの開発ができた

 ボイスコイルから振動板の伝達経路が短くなり、音がスピーディーに伝わるようになっただけでなく、ダンパーが出していた余分な音もなくなり、クリアな音を実現した。スピーカーの厚みは約3割スリム化。音を効率的に出せるようになったことで、消費電力は35%も減った。

 薄型化が進むテレビの場合、スピーカーは背面や下向きにつくことが多く、音がこもってしまうのがネックだった。40型台までの画面サイズでは映像と音響のずれはそれほど気にならなかったが、4Kテレビの市場が立ち上がり、50型以上が増えてくると、映像に負けない音が求められるようになってくる。同社は磁性流体の力でスピーカーを薄型化し、前面にスピーカーを配置するデザインを可能した。

 同社は1950年、世界で初めて磁気カセットテープを世に送り出した。その技術を用い、スピーカーに最も適した磁性流体を研究し、金属粉の配合や粒子の大きさを工夫した。担当者も「磁性流体スピーカーはソニーの歴史を踏まえた技術だ」と胸を張る。磁性流体スピーカーは今年発売の製品のうち、4Kテレビとコンポ、スピーカーなど計4モデルに搭載されており、製品展開にも広がりが出てきた。(米沢文)

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