「居酒屋あるばか」の店内には、「夢ノート」が置かれている。現在は16冊目。お客さまやメンバーが思い思いの夢を書き込んできた。今日から始められる身近な夢、生涯かけてかなえたい夢などを文字や絵で自由に表現している。来店する度に書いてくれるお客さん、自分の心を決めるために書くメンバー。1冊目から全て店内に置いてあり、過去の自分の夢を読み返すこともできる。
ノートに夢を書き込み、その夢に一歩ずつ近づいている2人のお客さんに登場してもらい、あるばかについて語ってもらった。
互いを心の支えに
1人目は初代メンバーの時代から通ってもらっている沖縄在住の波平雄翔さん(23)。
あるばかには、夢や志を持った人たちが集まっている。十数人で満席になるその場所では、「はじめまして」と席に着き、スタッフや隣のお客さんとビールを片手に「夢」を語り合う。自分と向き合い、理想の社会や数年後の自分の未来を言葉にし、最後にノートに夢を書き、夢の実現を「約束」する。