平井社長 「昨年は16カ国45カ所の現場を訪問し、マネジメントや社員と議論してきた。販売店、パートナー会社の方々、お客さまにも直接お会いし、ソニーが持つ将来の可能性を再確認できた。ソニーは経験したことのない感動や驚きを提供し、好奇心を刺激し続ける会社でなければならない」
「27年3月期に、グループ全体の売上高8兆5000億円、営業利益率5%以上、電機事業の売上高6兆円、利益率5%の達成を目指します。達成には、競争力のある強い商品の発売、変革への取り組み、競争に勝つことが不可欠。とりわけスマートフォン(高機能携帯電話)市場にいかに対応するかがカギ。従来の戦略では通用しない事業環境になっている」
《平井社長はモバイル、イメージング関連、ゲームの中核3事業への取り組みを説明した後、改まった口調でサード・ポイントの提案に関する経営陣の考えを説明した》