シャープ株主総会の会場前で取材を受ける株主=25日午前、大阪市北区(安元雄太撮影)【拡大】
わずか6年ほど前、「家電の勝ち組」と呼ばれ、2000円を超えていた全盛時に比べると株価は5分の1の値打ちしかなくなった。
超低金利時代が続く中、財テクの一環としてシャープ株に手を出した株主も多い。とくに、老後の資金を増やそうと、高値で購入した高齢の株主は現在、大きな「含み損」を抱えている。生活が懸かっている分、総会の質問も必死で、半ば恨み節のようにも聞こえた。
経営陣にとっても昨年に続く大幅な赤字で崖っぷちだ。株主から突きつけられた危機感を共有し、今年こそ業績の回復に結びつけなければならない。