1-6月の国内新車販売シェア【拡大】
また、小型車では、自動車税が優遇される軽自動車との差別化に苦しんでいる。トヨタの「ヴィッツ」や日産自動車の「マーチ」、三菱自動車の「ミラージュ」などは軒並み、販売が低迷している。こうした中でのホンダの新型フィットの投入も「どこまで売れるか見物だ」(国内大手自動車幹部)と冷ややかに受けとめられている。
誰もが認める開発力
とはいえ、ホンダの新車に対する開発能力は誰しもが認めるところだ。
特に、6月末に発売した新型セダンのアコードは、HVだけの展開で、ガソリン1リットル当たりの燃費性能は30キロを達成。ライバルのトヨタ「カムリ」の燃費性能を一気に約3割も上回った。
フィットもガソリン1リットル当たり36キロ超と、トヨタのHV「アクア」を上回る世界一の燃費性能を達成している。「プリウスを含めたトヨタのHVの牙城を崩し、プリウスユーザーを取り込める可能性がある」と指摘する声も出ている。