1-6月の国内新車販売シェア【拡大】
ホンダは、フィット、アコードに続き、新車投入で攻勢をかける。市場が堅調なミニバン「オデッセイ」の新モデルや軽では「ライフ」の後継車、「Nシリーズ」の第4弾も予定しており、ライバルメーカー関係者も「販売が落ちないよう、あらゆる手をつくしている」と舌を巻く。
セダン販売再構築 高級車中心に新形態店
販売面では「これまでミニバンが好調だった半面、セダンは力を入れてこなかった時期があった。今後、大事にしていくために、(セダンの)販売を再構築していく」と強調。セダンをてこ入れする計画だ。
14年以降に高級セダン「レジェンド」の発売も控えているため、総額1000億円以上を投じ、軽・小型車の販売に特化した「スモールストア」に加え、セダンやミニバンなど高級車を中心に販売する新たな形態の販売店を新設する構えだ。
専門家はホンダが戦略をどれほど迅速に推進できるかにも注目している。
BNPパリバ証券の杉本浩一シニアアナリストは、9日に稼働したばかりのフィットの生産拠点、寄居工場について「新工場が生産の軌道に乗るまでは時間がかかる。生産態勢がうまく構築できるか、海外での横展開も控えており、これからが正念場だ」と話した。(飯田耕司、古川有希)