NISA、パイの争奪戦 ネット証券各社、個人投資家囲い込み (2/4ページ)

2013.7.27 08:00

 マネックス証券の美好琢磨執行役員は「市場全体が活性化する中、来年からいよいよNISAが始まる。今の段階から、少しでも多くの投資家に自社に関心を持っていただきたい」と言葉に力を込める。

 「アベノミクス」で株式市場が活況を呈する中、今まで株式を買ったことのない層を含め、NISAへの個人の関心は高まっている。全金融機関を通じて1人1口座しか開設できず、4年間は変更できないことから、予約申し込みを獲得しようと各社が争奪戦を展開。小口口座のため大きな利益をもたらすわけではないが、今後、「限られたパイの奪い合いがさらに激しくなる」(ネット証券大手)とみている。

 楽天証券はネット通販サイト「楽天市場」などを運営する楽天グループの総合力をいかし、NISA口座の開設を予約した個人投資家を対象に抽選で国内旅行や高級ワインなどをプレゼント。また、NISA口座で日本株を売買する場合、上限の100万円に達するまでは手数料を、従来の1回145円から105円に約3割引き下げる。

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