マネックス証券は、6月1日から8月30日までにNISAの口座を予約した投資家に抽選で100人に現金10万円を贈るキャンペーンを開始。カブドットコム証券は2014年中に限り、取引手数料を無料にする。
NISAにつなげるために自社に口座を開設してもらおうとする取り組みも加速している。
ネット証券最大手のSBI証券は、7月1日から同月31日までに口座を開設した投資家を対象に、7~9月の3カ月間の日本株の取引手数料を無料化。同社の鈴木健経営企画部長は「アベノミクスの追い風の中で、NISAが始まる前に少しでも多くの投資家の関心を引き寄せたい」と期待する。
消耗戦回避へ 品ぞろえ拡充に注力
NISA口座では、大手証券でも金融商品の販売手数料を無料化する動きが出ているほか、地方銀行などでも口座予約申し込みに特典をつけるなど、獲得攻勢をかけている。ネット証券各社も多くの予約を獲得しているとみられるが、数十万件獲得している大手もあるもようで、焦りの色は隠せない。