「雪国まいたけ」設立30周年 不可能を可能にしてこそ成長 (1/5ページ)

2013.8.9 06:24

  • 新栽培法により、ボリューム感がアップし、売り上げ増に大きく貢献した新商品の「雪国しめじ恵み」

 “きのこ総合企業”として知られる雪国まいたけの業績が回復している。特に中期(3年)経営計画の初年度である今期(2014年3月期連結)の第1四半期は、売上高が前年同期比5%増と好調だったうえ、今後、まいたけから抽出した成分を活用した栄養補助食品(機能性食品)やカット野菜などの需要拡大と海外での事業展開が期待されることから、大平喜信社長は「過去にもまして順調に成長し、最終年度には目標を上回り、“総合食品企業”として発展したい」と意欲を見せている。

 自分が口にしたくないものはつくらない

 --第1四半期(4~6月)は中期経営計画の大事なスタートの時期ですね

 「12年3月期、13年3月期は、ぶなしめじの新しい菌への切り替えで一部、問題が生じ、赤字で売上高も低迷しましたが、それは一過性の問題で、原因を追及して解決し、今年2月から新商品『雪国しめじ 恵み』を売り出しました。これが好評で、販売面では、ぶなしめじの売り上げが前年同期比11.6%も伸びたうえ、まいたけも7.3%増となり、生産面では大幅な原価低減を達成しました。この2つが業績回復の原動力になりました。2月に今期を初年度とする3年間の中期経営計画を策定しましたので、まずは順調にスタートできたと思います。『雪国しめじ 恵み』は、『ゆったり、のびのび』という新しい栽培方法により、丸い傘がそろい、これまでよりボリュームがあるのが特長です。業績低迷には原発事故による風評被害の影響もありましたが、当社はかねてより厳格な管理のもと、『安全、安心、高品質』をモットーに工場できのこを量産しています」

自分が口にしたくないものは、つくらない、出荷しない

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