--それがものづくりの基本ですね
「私は1975年にもやしの事業を始めましたが、一貫して『自分が口にしたくないものは、つくらない、出荷しない』を理念にしています。その後、83年に雪国まいたけを設立しましたが、97年に農薬、重金属、衛生(微生物)などの検査を担当する部署を設け、国の基準よりはるかに厳しい基準で検査しています。放射性物質の検査に関しても、最新の機器を2台導入し、2011年9月から国の規制値を大幅に下回る数値を基準に検査しています。こうした検査の結果はホームページで毎日公開するとともに、商品パッケージのQRコードから携帯電話でも確認できるようにしています。加えて当社は工場での生産(栽培)工程では、農薬・化学肥料などは一切使っていません」
--それなのに厳しい検査をしている理由は?
「きのこを生産する培地に自然の水、広葉樹のおが粉などを使っているからです。またカット野菜も製造販売していますが、その原料の一部を外部から購入しますので、その検査も欠かせません。もちろん、生産から出荷までの各工程でも厳格な検査をしています」