ニコンも14年3月期のコンパクトタイプの販売台数予想を5月時点の1400万台より250万台少ない1150万台に下方修正。海外の景気減速の影響もあるが、「スマホの影響は否めない」と認める。利益率が高く、各社が注力するミラーレス一眼も「期待ほどは成長していない」(ニコン)という。
SMBC日興証券の高山裕介アナリストは「コンパクトタイプの需要は今後も減り続ける」と予測する。そうなれば交換レンズの販売で収益を稼げる一眼レフ中心のメーカーはまだしも、コンパクトタイプが主力でシェアも低い下位メーカーは厳しさを増す。高山氏は「事業の赤字が続けば、メーカーは撤退も視野に入れざるを得ない」と指摘している。(田村龍彦)