コマツ、ICT建機で差別化 米キャタピラーと主導権争い (1/5ページ)

2013.10.7 05:40

コマツとキャタピラーの業績

コマツとキャタピラーの業績【拡大】

 建設機械メーカーのコマツが自動化で作業の精度と効率を高める「ICT(情報通信技術)建機」の展開を加速している。世界で初めてブルドーザーのブレード(排土板)を全自動で制御する機能を搭載した製品のラインアップを拡大。ガイド機能を持つ油圧ショベルも今年度後半に販売する。

 建機メーカーは海外で新興国の景気減速で苦戦。国内でも今後、東日本大震災の復興需要が激減するとみられる。ライバルの米キャタピラーも自動制御のブルドーザーやショベルを投入しており、成長が期待される新分野をめぐって競争が激しくなっている。

 9月下旬、静岡県伊豆市の山間部にあるコマツの体験・研修施設「コマツテクノセンタ」で行われたデモンストレーション。中型のICTブルドーザー「D61PXi-23」はブレードを地面に降ろした後、直線30メートルほどの距離を軽快に進んでいく。その間、ブレードは上下に動き、表面の土を削って平らにしていくが、運転席に座るオペレーターの右手はブレードの操作レバーには全く触れていない。

従来の「自動化建機」から大きく進化させた

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