コマツとキャタピラーの業績【拡大】
コマツは4月に発表した中期経営計画で2015年度の売上高を2兆1000億~2兆5000億円(12年度は1兆8849億円)、営業利益率を18~20%(同11.2%)に引き上げる目標を掲げた。12年度の売上高が658億ドル(約6兆4400億円)、営業利益率が13.0%と、大きく先行するキャタピラーを追いかける。
柱になるのが、ICTによって施工を効率化・高精度化する「ICT施工(情報化施工)」。システムなどをトータルで提供することで、従来の建機販売ビジネスからの転換を目指している。ICT事業本部の佐川清和グループ・マネジャーは「施工現場を1つの生産工場と位置付け、効率化していきたい」と意気込む。
新興国メーカーと差別化でき、価格競争とも一線を画すことができる。国内では国土交通省が情報化施工の普及を後押ししていることも追い風になっている。