コマツとキャタピラーの業績【拡大】
コマツは、D61PXi-23をICT建機の第1弾と位置付け、3次元設計データの活用が進む北米で6月に発売。8月末までの出荷台数が142台に上るなど好調で、日本と欧州への導入を決めた。同時に、ラインアップも広げ、9月からは小型の9~10トンクラスのICTブルドーザーの北米向け生産を開始。油圧ショベルは欧州を手始めに投入する計画だ。
新興国で需要拡大も
一方、米キャタピラーは2010年、GNSSや3次元設計データを使いブルドーザーのブレードを自動制御する情報化施工システムを日本市場に投入。昨年6月にはモニターに設計面とバケットの刃先との距離を表示し精度の高い施工を行えるようにする油圧ショベルを発売した。
建機市場は現在、景気減速や資源価格の下落を背景に、中国や東南アジアなどで販売が低迷。コマツも足元の今年4~6月には、鉱山で使われる大型建機の需要が落ち込み、東南アジアでの建機販売台数が前年同期より約2割減少した。