このアプリは使っているとあたかもカードゲームをプレイしているかのような感覚に陥るが、それは製作側の意図的な戦略だ。ティンダーは出会い系のサービスを細かく分解して、その中の最もシンプルな要素、要するに「見た目」に絞り込んだサービスを展開している。
また、無限に顔写真が登場してスワイプし続けられるような作りになっているのも特徴で、1回のセッションで100人以上のプロフィル写真に目と指を通す人もいるようだ。長い時間顔写真カードをめくり続けても、出会いの可能性が尽きないところに、ゲーム性と中毒性がある。
“要らぬ接近”は回避
ティンダーでは、利用者がこのサービスから何かを得るためには、利用者自身がその基盤を作らなければならない。つまり、出会いが生まれるためには両者の明確な意思表示、オプトインが必要であるため、サービスからの受益のためにはいつも主体的にプロフィル写真の評価をしていなければならない。