データの多くは、ティンダーがあなたに合った運命の人を探すために使われる。例えば、あなたと誰かが共通の関心や趣味、または共通の友人を持っているか、ティンダーはすべてお見通しだ。これも、私にとっては心配の種の一つだ。
試用して、少し驚いたのは日本にいる女性の友人が結構このアプリを使っていることだ。ティンダーの成功の兆しといえるかもしれないが、ティンダーを開いて顔写真が表示されれば、それが知り合いでも必ず右か左に振り分けなければならないため、私はいささか居心地の悪い状況に置かれた。
友人は皆とてもいい人ばかりだが、私が独身だったとして実際に付き合いたい人は多くはない。とはいえ、私はティンダーのターゲットとする顧客ではない。もし、私が20歳の大学生であれば、同じ大学でアプリを使っている誰かと付き合う良い機会になったことだろう。恥ずかしい思いをしなくても、お互いに好意があることを堂々と表明できるからだ。実際にティンダーの最近の人気は大学のキャンパスで広がっている。