現行モデルの「iPadmini」【拡大】
ドコモはクラウドコンピューティング環境でアイパッドを活用した法人向け事業を本格展開する方針。個人向けにはアイフォーンとの組み合わせ販売も検討している。
同社はこれまで米インターネット検索大手グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマホとタブレット端末をセットで割引販売してきたが、これにアップルの製品群が加わることで、ソフトバンクやKDDIに並ぶ製品ラインアップとなり、企業向けと個人向けの両市場で攻勢をかけたい考えだ。
調査会社ICT総研の予測によると、日本国内の2012年度のタブレット端末出荷台数は489万台だが、16年度には1013万台へと倍増する。アイパッドのシェアは53%から43%に低下するものの、機種別ではトップを堅持する見通しだ。