4月にタイで発売した新型「ヴィオス」。デザインや居住性、装備など“現地現物”を徹底して追求したコンパクトカーだ。生産はタイと中国で、低コスト化を図るため、製品企画本部チーフエンジニアの松田健(たけし)は「“真の現地調達”に取り組んだ」と振り返る。
具体的には部品だけでなく、材料も現地で調達。これは中国で困難を極め、要求する品質に達しない現地企業にはトヨタのエンジニアが工程改善にまで踏み込んで対応した。
また、現地の材料を使えるよう設計を変更した部品もあり、調達率は前モデルの87%から98%にまで高まった。新型ヴィオスは80カ国で販売を計画しており、新興国を“攻める”ための戦略車になる。