日本郵政9月中間決算 かんぽ契約数減で減収減益

2013.11.15 05:00

 日本郵政が14日発表した2013年9月中間連結決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比4.7%減の7兆5382億円、最終利益が7.2%減の2198億円と、中間期として3年ぶりの減収減益となった。

 かんぽ生命保険で、保有契約件数減により保険料収入が減少したのが響いた。

 事業会社別の経常収益は、かんぽ生命が6.1%減の5兆5941億円と減収。保険料収入が約2400億円減少したほか、国債の金利低下を受け、将来の保険金支払いのために積み立てる「責任準備金」が増えた。ゆうちょ銀行も低金利で資金運用収益が減少し、2.9%減の1兆703億円だった。

 金融2社が減収となったのに対し、日本郵便は1.5%増の1兆3152億円と、07年の民営化後初めて中間期でプラスに転じた。郵便物の総取り扱い物数は減少したものの、単価の高い小口運送サービス「ゆうパック」の増加が寄与した。

 最終損益は、かんぽ生命が60.1%減の195億円、ゆうちょ銀が3.3%増の1900億円と黒字を確保したが、日本郵便は人件費や経費がかさみ37億円の赤字となった。

 14年3月期の通期業績予想は据え置いた。

 日本郵政の藤本栄助専務執行役は「かんぽ生命で下方修正するが、それほど大きいものではないので、全体でカバーできる」と述べた。

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