新型スマートフォン「iPhone5s」(アップル提供)【拡大】
米アップルの新型スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone5s」の品薄状態がここにきて大幅に改善されたもようだ。ソフトバンクモバイルなど携帯電話3社が公表した先週末時点の予約待ち日数が、ゴールド、シルバー、スペースグレイの3色とも「約7日」まで縮小した。
9月20日の発売から2カ月、ようやく米アップルからの商品供給が落ち着いてきたもようだ。
3社はアップルからの情報をもとに、予約待ち状況をまとめたが、3社とも色にかかわらず、「約7日」と公表している。各社によると「もちろん店舗や色、モデルによって多少の前後はありますが、基本的にはこの通り」(NTTドコモ広報部)という。
9月20日の発売直後はゴールドとシルバーとも入手困難で、「年内入手も微妙」と言われていたが、今回の公表通りなら、一番人気のゴールドで、いま注文しても11月中に買えることになる。
前回3社が待ち日数を公表したのは1カ月前の10月下旬で、このときはゴールドが「約28日」、シルバーとスペースグレイが「約14日」だった。
その後、例えばドコモではドコモショップ2400店中1000店だった取扱い店舗数を10月末には全店に拡大するなど、販売体制の整備も進んでおり、契約しやすくなっている。