92年にスポーツカー「OX-99」を発表し、発売を模索したが、経済環境の悪化などを背景に、取りやめた経緯もある。
一方で、ヤマハ発は、トヨタ自動車向けにガソリンエンジンを供給するなど、自動車向けの事業は現在も継続しており、いつでも事業化できる態勢を整えていた。
加えて、新興国などでは急速な経済発展の高まりとともに、二輪車から四輪車の乗り換えが進み始めている。新興国の二輪車市場で競合するホンダは、二輪車の高いブランドイメージを生かし、自動車販売を優位に進めている。ヤマハ発も、二輪車のブランドイメージを使った販売は相乗効果が見込めると判断したようだ。