時速4~30キロ走行で作動
マツダの自動ブレーキ機能「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」は、時速4~30キロで走行中、前方の障害物を検知して作動する。同社が事故後に公表した資料によると「障害物の大きさや種類・距離、周囲の環境、車速、ドライバーの運転操作により正常に作動しない場合がある」としており、具体的には雨や霧などで前の車を感知できないとき、アクセルを強く踏み込んだときなどだ。
現在、埼玉県警が調査を進めており、一部には「運転者によるスピードの出し過ぎ」という報道もあるが、現時点で事故が運転操作のミスなのか、それともシステム上の欠陥なのか明らかになっていない。とはいえ、重軽傷者を出したことで、「原因が何であろうと新たな安全技術として脚光を浴びる自動ブレーキの普及に水を差したのは間違いない」とある業界関係者は話す。
マツダだけでなく、トヨタ自動車、富士重工業など自動車各社は、「衝突回避システム」と呼ばれる自動ブレーキ機能を開発。一部車種への標準およびオプション搭載を始め、新たな付加価値と位置付けている。