2012年以降に設立された主なCVC【拡大】
事業会社が自らベンチャーキャピタル(VC)を設立し、ファンドを通じて投資する「CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)」が浸透しつつある。CVCには投資先の発掘力を高めるほか、取締役会を経ずに投資を決定できる利点がある。これまではネット系企業中心だったが、通信や放送業界に広がり、独立系VCと協力する動きも目立つ。海外ベンチャーも含め投資案件も着実に増え、成果も実り始めた。
VCと補完関係
「事業会社は資金力があり、CVCを(ベンチャー投資の)有力なライバルとみなす向きもあったが、今はみんなパートナーと考えている」。日本ベンチャーキャピタル協会が11月24日に都内で開き、CVC担当者らが取り組み状況などを説明した「CVCフォーラム」。出席したVC関係者は終了後にそう語り、連携に意欲を示した。