その前日には政府が保有するGM株の売却を完了。実質国有化で「ガバメント・モーターズ」と揶揄(やゆ)されたGMだが、日系自動車大手幹部は「顧客志向の車の開発に注力できる環境が整った」と警戒する。
業績は本国を中心に堅調で、米国の11月の新車販売は前年同月比で13.7%増。カナダとメキシコを含め北米全工場がほぼフル生産だ。
ただ、アカーソン氏は伸びしろが見込める新興国の強化にも着手。中国では今年の新車販売が初めて300万台を突破した。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスも「北米や中国で高い競争力がある」と評価し、10月にGMの格付けを8年ぶりに投資適格級へ引き上げている。
日本車勢との競争力を高めるため環境対応車にも注力し、ホンダと燃料電池で提携するなど自前路線へのこだわりも振り切った。