ここでも日本製コピー品が…
糸の開発から生地加工まで一貫して国内生産を貫く東洋紡は、長短繊維を1本の糸に混ぜるなどした複合繊維を武器に品ぞろえを強化。一方、高級品シェア2位のシキボウは、約20年のロングセラー「セルグリーン」でクウェートやカタールなど周辺国の開拓も進めている。
中東諸国で繰り広げられる日本企業同士の激烈な競争。一方、現地では日本ブランドの人気ぶりに、韓国など他国企業の日本製コピー品も出回っているという。
「“●●BO”は、中東諸国でブランドの証みたいなもの」と話すのは、シキボウの平田修・輸出衣料課長だ。
現地では「TOYOBO」ならぬ「TOBOYO」、「Shikibo」ならぬ「Shekibo」などと印字された商品が横行。シキボウの商標である人魚マークも、そっくりそのままコピーされたものもあるとか。ただ、「品質を確かめれば一目瞭然。現地では本物とコピー品が混同されることはない」そうだ。(田村慶子)